概要
オペレーションブック起動アクションは、条件を満たしたときにインシデントの起票とオペレーションブックの起動を自動で行います。「覚知 → 起票 → 初動指示」の間にある人間の作業をなくすことで、深夜・休日でも初動が数分以内に始まります。
起動モードは2つ
| モード | 動作 | 向いている場合 |
|---|---|---|
| 単一 | 指定した1つのオペレーションブックを、指定した初期重要度で起動 | 全社共通の対応手順で動く場合 |
| 拠点ごと | 条件に該当した拠点ごとに、それぞれに定義したオペレーションブックを起動 | 拠点ごとに手順・体制が異なる場合 |
単一モードの設定
ワークフローの編集画面でオペレーションブック起動アクションを追加します。
起動するオペレーションブックと、起動時の重要度を指定します。
「震度5弱以上 → レベル1で起動」「震度6弱以上 → レベル3で起動」のような出し分けは、震度の範囲が重ならない条件のワークフローを段階ごとに分けて作成することで実現できます。具体例はレシピ集のレシピ2を参照してください。
拠点ごとモードの設定
拠点ごとモードでは、拠点(資産グループ)単位で起動するオペレーションブックを対応付けます。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 拠点とオペレーションブックの対応 | 拠点(資産グループ)ごとに起動するオペレーションブックを指定 |
| 拠点ごとの初期重要度 | 拠点別に初期重要度を指定(省略時は既定値) |
| 対象の資産種別 | 対象とする資産の種別を限定(省略時は全種別) |
| 資産状態のリセット | 起動時にその拠点の資産の状態評価をリセットするか |
条件に該当した拠点についてのみ、対応するオペレーションブックが起動されます。たとえば拠点の地域を参照するスコープ付きの条件と組み合わせると、「震度5弱以上を観測した拠点だけ、その拠点の地震対応手順を起動」が実現できます。
拠点ごとモードでインシデントが作成されると、対象の資産グループ階層に設定された責任者グループへ、インシデント管理者 または インシデントメンバー ロールが自動付与されます。階層ごとの付与ルールは拠点に責任者グループを設定するを参照してください。
災害発生時に前回の評価が残ったままだと、評価済みの資産が未評価と誤認される可能性があります。リセットを有効にすると、起動時に対象拠点の資産の状態評価が未評価に戻り、改めて状況評価を行う運用が徹底できます。
起動後の流れ
起動されたオペレーションブックはインシデント上で通常どおり管理できます。担当への通知、応答、進捗管理はインシデントでオペレーションブックを実行するを参照してください。
