概要

フォームは、安否確認・被害報告・状況確認などの情報をメンバーから収集する機能です。テンプレートとして平時に設計しておき、インシデント発生時にテンプレートから配信します。

インシデント発生時に設問をゼロから設計することは現実的ではありません。想定するインシデントの種類ごとに、必要なテンプレートを平時に整備しておくことが、フォーム活用の前提となります。

まず用意すべきテンプレート

多くの組織でまず必要になるのは「安否確認」「拠点被害報告」「出社可否確認」の3つです。訓練での配信を通じて、設問の過不足を確認・調整することを推奨します。

テンプレートを作成する

フォームテンプレート一覧を開く

CRISIS のフォームテンプレートへ移動し、「新しいテンプレート」 をクリックします。

フォームテンプレート一覧のスクリーンショット
テンプレート一覧 — 名前と説明、更新日時が表示される
基本情報を入力する

テンプレート名を入力します。日本語と英語の両方を設定でき、回答者の言語設定に応じて表示されます。

フォームテンプレート作成画面のスクリーンショット
テンプレート作成 — テンプレート名を入力
設問(フィールド)を作成する

フォームビルダーで設問を追加していきます。テキスト、単一選択、複数選択、位置情報、ファイル添付など14種類の項目タイプが使えます。各タイプの詳細はフォームで使える項目タイプを参照してください。

フォームビルダーのスクリーンショット
フォームビルダー — 左に項目タイプ、右にフィールドの設定
回答モードと回答ポリシーを設定する

「テンプレート設定」 タブを開きます。

テンプレート名や説明、回答の扱い方、アクセス範囲を設定します。

フォームビルダーのスクリーンショット
「テンプレート設定」でタイトル、説明、回答モード、回答ポリシー、アクセス範囲を設定する
テンプレートを保存する

「保存」 ボタンをクリックして、テンプレートを保存します。

フォームビルダーのスクリーンショット
「保存」ボタンをクリックする

回答モード — 回答の蓄積方法

回答モードは、同じ回答者が複数回送信したときのデータの扱いを決めます。

モード 動作 適した用途
最新のみ保持 再送信すると前の回答を上書きし、最新1件だけを保持 安否確認、出社可否など「現在の状態」を知りたいフォーム
追記 回答を送るたびに追加され、すべて保持 被害の発見報告など、件数を積み上げたいフォーム

たとえば安否確認では「無事」と回答した後に負傷が判明したら回答を更新してほしいので「最新のみ保持」が適切です。一方、拠点からの被害発見報告は1件ずつ独立した情報なので「追記」が適切です。

回答ポリシー — 完了判定の基準

回答ポリシーは、配信先のうち誰が回答すれば足りるかを定めます。回答状況の把握とリマインドの基準になります。

ポリシー 意味 適した用途
全員 配信先全員の回答が必要 全社安否確認
誰でも(1名) 配信先の誰か1名が回答すれば足りる 当番制の確認事項
グループ内全員 指定したグループに属する全員が回答対象 特定拠点の安否確認
グループ全体から1名 複数グループのうち、誰か1名の回答があれば足りる 主担当・副担当チームのどちらかが対応
各グループから1名ずつ グループごとに1名の回答があれば足りる 拠点ごとの代表報告
「各グループから1名」の適した用途

拠点被害報告のように、全員への確認は不要で、全拠点から1件ずつの報告が必要なケースでは、拠点ごとのグループを配信先にして「各グループから1名」を選ぶと、未報告の拠点を一覧で確認できます。

テンプレートの管理

  • 公開範囲: テンプレートは組織内での利用のほか、公開範囲の設定によって関連組織やプラットフォーム全体と共有できます。
配信済みフォームとテンプレートの関係

テンプレートを後から編集しても、すでに配信済みのフォームには影響しません。配信済みフォームの設問を変更したい場合は、フォーム側でリビジョンを作成します。詳細はフォームを配信するを参照してください。