概要

被害状況タブは、インシデントに紐づく拠点(資産グループ)の資産状況を一覧で確認する機能です。拠点内の資産ごとに、確認状況、被害程度、稼働状況、復旧フェーズなどの評価状況を確認できます。

被害状況タブは、インシデントに拠点が設定されている場合に表示されます。インシデントの作成時または編集時に、「拠点」 で資産グループを選択します。

拠点を設定した場合の権限

インシデントを拠点(資産グループ)に紐づけると、選択した資産グループ、最も近い設定済み祖先、すべての子孫に設定された責任者グループへ、インシデント管理者 または インシデントメンバー ロールが自動付与されます。階層ごとの付与ルールは拠点に責任者グループを設定するを参照してください。

被害状況タブを表示する

インシデントの作成または編集画面を開く

インシデント一覧から 「新規インシデント」 をクリックするか、既存インシデントの詳細画面で 「編集」 をクリックし、「拠点」 で、インシデントに紐づける資産グループを選択します。

評価対象の初期化

インシデント作成時に 「資産状態をリセットする」 を有効にすると、選択した拠点の資産状態を未確認に戻せます。前回の災害や訓練の評価が残っている場合に、今回のインシデントとして改めて確認を始められます。

インシデント作成画面のスクリーンショット
インシデント作成画面 — 拠点を選択する項目
インシデントを保存する

入力内容を確認して保存します。保存後、インシデント詳細画面に 「被害状況」 タブが表示されます。

被害状況を確認する

「被害状況」 タブには、インシデントに紐づく拠点配下の資産が一覧表示されます。各行では、資産名、資産種別、優先度、確認状況、被害程度、稼働状況、復旧フェーズなどを確認できます。

アクセス境界設定が適用されている場合

エンタープライズプランでアクセス境界設定が適用されているユーザーには、インシデントに紐づく拠点配下の資産のうち、解決済み境界に含まれる資産だけが表示されます。境界外の資産は、インシデントのロールが付与されていても表示・編集できません。

境界内の資産を編集できるかどうかは、ユーザーに付与されたロールによって決まります。アクセス境界とロールの関係はアクセス境界設定とはを参照してください。

資産は被害の程度に応じて色分けされ、深刻度の高い資産から確認しやすい順に表示されます。優先度の列を併用すると、対応順序を判断できます。

インシデント詳細画面のスクリーンショット
被害状況タブ — 拠点配下の資産と評価状況の一覧
項目 説明
優先度 対応や確認の優先度
資産 拠点に登録されている資産
損害レベル なし、軽微、中程度、重大、壊滅などの被害の程度
稼働状況 正常、性能低下、停止などの稼働状態
復旧フェーズ 初動対応中、復旧作業中、復旧完了などの復旧段階
確認状況 未確認、確認中、確認済などの状況
復旧見込み 復旧見込みの日時

状態を更新する

被害状況タブでは、資産の状態を一覧上で更新できます。現地確認や遠隔確認の結果を受け取ったら、該当する資産の確認状況、被害程度、稼働状況、復旧フェーズを更新します。

評価項目の意味や、資産詳細画面での評価履歴の確認方法は資産の状況を評価・更新するを参照してください。

被害状況の編集画面のスクリーンショット
被害状況タブ — 資産の状態を一覧上で更新

拠点を変更する場合

インシデントの拠点は、インシデント詳細画面の 「編集」 から変更できます。拠点を変更すると、被害状況タブに表示される資産も変更後の資産グループに基づいて更新されます。

拠点の選択は、被害状況の対象範囲と責任者グループへの権限付与に影響します。拠点を変更すると、変更前の階層に由来する自動権限が削除され、変更後の階層に基づいて再構築されます。手動で設定した IAM バインディングは変更されません。

誤った拠点を選択した場合は、インシデント詳細画面で拠点を修正します。