概要

ワークフローは、緊急時に想定どおり動作することを確認してから本番運用に入る必要があります。このページでは、モードの仕組みと、現時点で推奨する確認・訓練の進め方を説明します。

3つのモード

CRISIS では、ワークフロー・インシデント・イベントが共通のモードを持ちます。

モード 意味
本番(ACTUAL) 実際の災害情報・実対応
訓練(DRILL) 訓練であることを明示した実施
テスト(TEST) 設定の動作確認

モードは一連の流れ全体に引き継がれます。たとえば訓練モードのインシデントから発生するイベントには訓練のモードが付き、本番用のワークフローが訓練で誤起動することはありません。逆に、訓練にも反応させたいワークフロー(Crisis Events 連携など)は、モード設定に訓練を含めてください。

ワークフロー公開前のチェックリスト

確認項目 確認内容
トリガー 対象トピックに過不足はないか
フィルタ 地域は拠点参照になっているか。地域×強度の条件にスコープが入っているか。解除・取消の電文を除外すべきか
アクション 宛先のグループに実際にメンバーがいるか。深夜に受信した人が動ける文面か
モード 本番運用するものは本番が含まれているか
重複 同じ条件で通知する既存ワークフローと重複していないか

訓練の進め方(現時点の推奨手順)

気象庁の防災情報を模擬した電文でワークフロー自体を訓練・テスト起動する機能は、今後の提供を予定しています。現時点では、次の手順でワークフローが自動起動する初動対応を訓練してください。

訓練モードでインシデントを作成する

インシデントを訓練(DRILL)モードで手動作成します。ワークフローが自動起票する想定のインシデントを、訓練では手動で起票します。

オペレーションブックを起動する

ワークフローが起動する予定のオペレーションブックを、想定される初期重要度で手動起動します。以降の通知・応答・フォーム配信・進捗管理は本番と同じ流れで実施されます。手順はインシデントでオペレーションブックを実行するを参照してください。

結果を検証してワークフローに反映する

訓練で見つかった課題(通知先の漏れ、文面の分かりにくさ、手順の不足)を、ワークフローとオペレーションブックテンプレートに反映します。

設定の机上確認

訓練とあわせて、フィルタ条件の机上確認も有効です。過去の実際の電文(例: 直近の地震・警報)を参照し、その電文でワークフローが起動するか、起動すべき条件を満たすかをレシピの条件と照合します。特にスコープの有無による差は机上で検出できます。

本番での初回起動を観察する

公開後、最初に実際の電文で起動したときは、通知の到達・文面・オペレーションブックの起動状況を必ず確認してください。誤起動(条件を満たさない電文での起動)や起動漏れ(条件を満たす電文での未起動)があれば、その電文を基に条件を調整します。