概要

Crisis Events は、CRISIS の中で起きた出来事を配信するトピックです。気象庁の防災情報が組織外部の事象を伝えるのに対し、Crisis Events は対策本部の設置やフォーム回答の受信といったシステム内のライフサイクルイベントを伝えます。

これをトリガーにすると、CRISIS 内の動きを起点とした自動化が作れます。

利用できるイベント

イベントの種別を条件(クエリルール)で絞り込んで使用します。

分類 主なイベント
インシデント 作成 / 更新 / クローズ / 再オープン / アーカイブ
対策本部 設置 / 更新 / 解散
オペレーションブック 作成 / 重大度変更 / アクション・タスクのステータス変更・確認(応答)・期限変更
フォーム 配信 / リビジョン作成 / 回答の作成・更新 / リマインド
クロノロジー・ノート・レポート 記録の作成・更新
インシデントグループ 作成 / 更新 / 削除
資産 資産・資産グループ・車両モデルの作成・更新・削除、資産の状態更新
緊急連絡 緊急連絡の作成

代表的な活用パターン

対策本部の設置を全社に周知する

イベント「対策本部設置」をトリガーに、組織全体へメール・プッシュ通知を送ります。本部の立ち上げという重要な体制情報が、担当者の手作業なしで全員に届きます。

重要な回答を即時に把握する

イベント「フォーム回答作成」をトリガーに、対策本部グループへ通知します。安否確認で「負傷」の回答が届いた瞬間に本部が知る、といった即応が可能になります。

資産の状態悪化を監視する

イベント「資産アイテム状態更新」をトリガーに、施設管理グループへ通知します。現場からの状態評価の更新をリアルタイムに把握できます。

外部システムへ連携する

Webhook アクションと組み合わせると、「インシデント作成を ITSM に起票」「クローズを報告システムへ連携」「重大度変更を社内チャットに投稿」など、CRISIS の動きを既存の業務システムへ流せます。

Crisis Eventsワークフローの設定例のスクリーンショット
対策本部設置→全社通知のワークフロー設定画面
通知のループと過多に注意

イベントの範囲を広く取ると、対応中は大量のイベントが発生し、通知が過剰になります。イベント種別は必要なものに絞り、宛先はその情報に基づいて行動する担当者に限定します。特に更新系イベント(資産更新、インシデント更新、フォーム更新など)は発生頻度が高いため注意が必要です。

訓練でも同じ仕組みが動きます

訓練(DRILL)モードのインシデントで発生したイベントには訓練のモードが付きます。訓練にも反応させたい Crisis Events ワークフローは、モード設定に訓練を含めてください。