概要

監査ログは、組織内で行われた操作を、実行者・日時・対象・操作内容・結果の形式で記録します。インシデント対応後の検証、セキュリティ調査、内部統制の証跡として利用できます。

CRISIS の監査ログは、セキュリティログの標準スキーマである OCSF(Open Cybersecurity Schema Framework)に準拠しています。SIEM などの外部分析基盤に取り込む際も、標準的なマッピングで扱えます。

監査ログを表示する

CRISIS 管理画面の 設定 > 監査ログ へ移動すると、操作記録が新しい順に表示されます。

監査ログ一覧のスクリーンショット
監査ログ一覧 — 時刻、実行主体、アクション、対象リソース、結果が一覧表示される

フィルタで絞り込む

以下の条件で絞り込みができます。

フィルタ 説明
アクターID 特定のユーザーまたはサービスアカウント
期間 開始日時と終了日時
イベントクラス 操作の分類(アカウント変更、認証、リソース操作など)
ステータス すべてのステータス / 成功 / 失敗
監査ログ一覧のスクリーンショット
フィルタでの絞り込み
調査の起点

「特定のユーザーの直近の操作をすべて見る」「失敗した操作だけを見る(不正アクセスの試行の発見)」「特定期間の変更をすべて見る(障害調査)」がよくある使い方です。

レコードの読み方

各レコードの詳細画面では、次の情報を確認できます。

監査ログ詳細画面のスクリーンショット
監査ログレコードの詳細画面
項目 説明
アクション 操作の名前(例: user.creategroup.user_addaccess.deny
結果 成功 / 失敗
イベントクラス API アクティビティ (6003)など
重大度 情報、中、高
結果の理由 (失敗時の理由: policy_deny など)
アクター ユーザー / サービスアカウント / システム の種別と ID
IPアドレス・User-Agent リクエスト元の情報
対象リソース 操作された対象の種別・ID・CRN
メタデータ 操作に固有の追加情報(関連するIDなど)
リクエストID・セッションID 一連の操作を追跡するための識別子

保持と長期保管

CRISISが保持する監査ログは過去90日間分です。90日が経過したログは順次削除されます。
監査ログを90日よりさらに長期間、保管する場合は、エンタープライズプランで提供する「監査ログエクスポート」機能をご使用ください。

エンタープライズプランでは自組織の Amazon S3 / Google Cloud Storage への継続的なエクスポートを設定でき、組織のログ保管ポリシーに沿った長期保管や SIEM 連携が可能です。